第1章:紙幣が紙くずになる日

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あなたはこれから金融リセットが起こることをご存じでしょうか?

2024年から世界中で金融リセットが行われます。

これはあなたがこれまでコツコツ頑張って貯めてきた「お金」の価値がなくなるということです。

「急にお前は何を言っているんだ??」

と思いますよね。

本当にバカみたいな話なのですがこれは紛れもない事実です。

あと数年もすれば「お金」そのものがまったく新しいものに変わってしまうんですよ。

突然こんなことを言われても理解できないのは当たり前なのでわかりやすく説明していきますね。

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第1章:紙幣が紙くずになる日

World Economic Forum(世界経済フォーラム)という国際機関が1971年に設立されました。

この国際機関では毎年1月に各国の経済や政治などあらゆるリーダーが集まりダボス会議というものが開かれます。

言ってしまえば世界最大の経済会議です。

世界経済の土台にはこのダボス会議で決められたことが各国で押し進められていくという流れがあります。

ここで今は何が押し進められていると思いますか?

The Great Reset(グレートリセット)です。

グレートリセットを簡単に説明すると、

「世の中を良くするために経済・環境の仕組みを一旦全てゼロに戻しましょう」

このような政策です。

オールリセット構想と呼ばれたりもします。

1分ほどの公式動画を見るとイメージが掴みやすいかもしれません。

The Great Reset

リセットボタンを押したら全てが巻き戻り自然だけの世界になるというシンプルな動画です。

他の公式動画からも文章を引用します。

あなたは何も所有しません。そして幸せになります。(動画0:05~0:08)

https://www.youtube.com/watch?v=Hx3DhoLFO4s

あなたは「何も所有しない」そうです。

全てを一旦ゼロに戻すと言ってますからね。

これからの世界では何も所有しない。

みんな何も所有しないから公平で平等だよね?

これがグレートリセットです。

現在この政策を各国のリーダーが進めています。

わかりやすく言えば、

「経済的な自由はもうおしまいですよ」

こういうことです。

2022年1月18日に開催されたダボス会議では岸田総理がこのようなスピーチをしました。

「今、我々はグレートリセットの先の世界を描いていかなければなりません」

15:30〜15:40です。

Rumble
ダボス会議_岸田首相特別講演「今、我々は、グレート・リセットの先の世界を描いて行かなければなりません... 40分以上と長い動画ですが、シュワブなどの英語部分に字幕を入れました。 フル版です。 岸田首相は言っています。「今、我々は、グレート・リセットの先の世界を描いて行か...

このように岸田総理もグレートリセットをハッキリと表明されていますね。

すべてを一旦ゼロに戻す気満々です。

しかし「何も所有しない」ためには所有物を回収する必要があります。

一体どうやって所有物を回収するのでしょうか?

政府の発表を含めて順番に見ていきましょう。

まず日本では紙幣の切り替えが2024年に予定されていますね。

紙幣一新、正式発表 新元号とは「たまたま重なった」

「さよなら福沢諭吉」現紙幣の製造終了 5千円・千円も

紙幣が切り替わると当然それまでの紙幣は紙くずになるわけです。

たとえ現在の1万円が新円の交換レートで1,000円になろうと交換しないわけにはいきません。

この時点でタンス預金もすべて炙り出されます。

そして総資産の把握と課税がされるのでほとんどの方が資産を失うでしょう。

一瞬にして所有物が回収されてしまいました。

ここで歴史を振り返ってみます。

1946年、戦後の日本で新円切り替えと預金封鎖を行い国民の財産を没収したのは渋沢敬三です。

現金、株式、土地、金、すべてやられました。

たった70年前の出来事です。

国民から財産を没収する必要があったことは日本銀行百年史にも明確に記載されています。

公式文書として残っているんですよ。

そしてまた同じことを繰り返そうとしています。

新1万円札の肖像画が誰かご存知でしょうか?

2024年、新円切り替えの象徴となる人物です。

渋沢栄一なんですね。

彼は預金封鎖を行った渋沢敬三の祖父です。

これは偶然でしょうか?

もしかすると、

「また1からコツコツ頑張ろう!」

と思った方もいるかもしれません。

しかし残念ながら資産が没収された後はもっと厳しい世界が待っているのです。

まずこのタイミングで現金が廃止されます。

新円切り替えと同時にデジタル通貨へ移行するんですよ。

信じられませんか?

ここで政府の発表やニュースを見てみましょう。

日本銀行は既にデジタル通貨の実証実験フェーズ1が完了しています。

日本銀行、CBDCの実証実験「フェーズ2」開始

CBDCというのはデジタル通貨のことです。

銀行だけでなくクレジットカードもデジタル通貨の準備をしています。

国内決済大手JCB、年内にCBDCの実証検証を開始=報道

2023年の春からはデジタル給与が解禁されることになりました。

デジタル給与、23年4月解禁 厚生労働省

そして同時期である2023年の4月からはデジタル円の試験運用が開始されます。

日銀「デジタル円」、3メガ銀と実証実験へ 23年春から

デジタル円、いつ導入? 現金はなくなる?

このように現金からデジタル通貨への切り替えに向けて着々と準備が進んでいるのです。

そしてアメリカでも実証実験が始まりました。

NY連銀と米金融大手、デジタル通貨で実証実験

他の国も見てみましょう。

シンガポールも実証実験フェーズ1が完了しています。

Monetary Authority of Singapore Completes Phase 1 of CBDC Project, With More Trials to Come

中国では既にデジタル通貨が始まっています。

動き出した中国デジタル人民元、アプリ利用者はすでに2億人超か

中国デジタル人民元、取引額が1000億元突破

インドは試験運用が最終段階へ進みました。

India’s Central Bank to Start Wholesale CBDC Pilot Nov. 1

Indian central bank on track to launch retail CBDC pilot next month

オーストラリアは試験運用を開始しました。

Australia’s CBDC Pilot to Be Completed in 2023

ロシアは2023年に導入予定です。

ロシアが「デジタルルーブル」導入へ、暗号通貨で制裁を回避

韓国も準備ができています。

韓国中銀、デジタル通貨試行へ 8─12月に決済・預金などテスト

トルコも2023年から開始するみたいですね。

Central Bank of Turkey Plans to Launch a CBDC in 2023

イスラエル、ノルウェー、スウェーデンもデジタル通貨に取り組んでいます。

Central Banks of Israel, Norway and Sweden Team Up to Explore Retail CBDC

そして中央銀行の中央銀行と呼ばれるBIS(国際決済銀行)も整備を始めました。

Bank for International Settlements will test DeFi implementation in forex CBDC markets

このように現金からデジタル通貨へ移行するのは日本だけではありません。

世界中で足並みを揃えて取り組んでいるのです。

ちなみにイギリスも日本と同じく2024年に紙幣の切り替えが控えています。

おそらくこのタイミングでデジタル通貨に切り替えるのではないでしょうか。

チャールズ英国王の新紙幣、24年半ばまでに発行

ドイツではすべての支店を閉鎖する銀行まで出てきています。

これは段階的に現金の廃止へ向けて進んでいるということです。

Erste Raiffeisenbank schließt alle Filialen

このような流れを見ると2024年を目安に世界中でデジタル通貨へと切り替えることがわかりますね。

もちろん切り替えの理由も既に用意されていますよ。

一つは環境問題です。

最近になって現金封筒や振込用紙などの廃止が進んでいます。

便利だったのに…ATM横の現金封筒が続々廃止 その理由は?

WEFの掲げるグレートリセットには環境のリセットも含まれていました。

この流れで紙幣も廃止にするのかもしれません。

もう一つは衛生問題です。

2023年にサル痘の流行が予想されていることをご存知でしょうか?

【詳しく】「サル痘」WHOが緊急事態を宣言 特徴や感染経路は?

人々がコロナに夢中になっている裏で少しずつサル痘の煽りが増えてきているのです。

Scientists Warn Dangerous Monkeypox Variant Circulating In Central Africa Could Fuel New Outbreaks

このまま行けば2023年か2024年にはサル痘でパンデミック宣言を出してまたロックダウンをやると思いますよ。

そしてこのとき紙幣がウイルス媒介の原因となり現金が廃止されるのかもしれません。

「お札のウイルス1週間生存」西村大臣、手洗い呼びかけ

現金を廃止するための理由はおそらくこのどちらかでしょうね。

こうして世界中が動きを合わせることによってデジタル通貨社会は完成します。

最近は電子決済が普及しているのでここまでは簡単に想像できますよね。

重要なのはここからです。

これに合わせて日本政府がある政策を進めていることをあなたはご存知でしょうか?

政府の発表を見ていきます。

まず運転免許証と健康保険証を廃止するそうです。

現行の運転免許証など原則廃止へ 2024年にマイナンバーカードと一体化

これは実質マイナンバーカードの義務化ですね。

2024年なのでちょうど新円切り替えと重なります。

ちなみにマイナンバーはスマホに搭載されることになりました。

マイナンバーカードの機能のスマートフォン搭載等について

そしてマイナンバーカードへ全口座の紐付けも義務化にする方向で進んでいます。

政府、マイナンバー「全口座ひも付け」義務化検討 来年の法改正目指す

言ってしまえば個人に関する全てのデータをマイナンバーにまとめようとしているのです。

これが一体何を意味するか想像できますか?

完全な管理社会です。

まずはデジタル通貨の切り替えで資産没収でしたね。

株式、土地、金などは国や企業が管理しているのでいつでも没収することができます。

それから国民の生活は一体どうなるのでしょうか?

マイナンバーに全口座が紐づくというのは政府が国民のお金を管理するということです。

その頃にはデジタル通貨しかありませんからね。

ご存知のようにマイナンバーには国籍や住所など個人情報が含まれます。

そして健康保険証が一体になるということは身体データも含まれるということです。

もちろんそれだけではありません。

マイナンバーはスマホ搭載なので日々の歩数など細かい情報まで一緒にデータ化されるでしょう。

これらの情報にお金の使い方を紐づけられたらどうなると思いますか?

デジタル通貨はすべて履歴が残ります。

いつ、どこで、誰が、何を、どれだけ買ったのか。

これは行動を把握することにもつながります。

つまりマイナンバーには趣味や習慣、交友関係などを含めてデータ化されることになるのです。

すべての個人情報をマイナンバーにまとめることで国民の人生は番号で管理ができるようになります。

ただ意味もなく番号を割り振っているわけではありませんよ。

政府はこの番号(個人の生き方)をひとつひとつ評価していくでしょう。

「この人は環境に優しい生活をしているから70点」

「この人は勉強も社会貢献もしないから30点」

このような感じで国民に点数がつけられていくんですね。

クレジットカードの与信枠みたいなものと言えばわかりやすいでしょうか。

クレジットカードも個人情報によってそれぞれ制限がかけられています。

それが普段の行動やお金の使い方まですべて監視されるようになると思えばイメージしやすいかもしれません。

そしてこの点数が国民の生活に制限をかけていきます。

おそらく住める場所や購入できるものもマイナンバーの点数によって決まるでしょう。

「政府がお金を管理する」

これは言い換えれば

「国民は自由にお金を使えなくなる」

ということです。

もし政府の言うことを守らなかったら口座残高を0にされますからね。

たとえどんな理不尽な命令だとしても従うしかないんですよ。

これが2年後に新円切り替えをする本当の理由です。

2024年から人々の「常識」は大きく変わり始めるでしょう。

今のお金はまったく価値がなくなるということだけ覚えておいてください。

新しいお金については次章で詳しくお伝えします。

以上、「第1章:紙幣が紙くずになる日」でした。

このブログは章を読み進めるほど理解が深まるようになっています。

ぜひ続きもお読みください。

「第2章:国際通貨の登場」へと続きます。

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