番外編:映画「ELEMENTAL」レビュー

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こちらはアメリカで6月16日に公開された映画ELEMENTALのレビュー記事です。

日本ではまだ未公開のためネタバレが問題ない方だけ読み進めてください。

この映画の主な登場人物はリップルとルーメンというブログ本編でも触れた仮想通貨の銘柄とまったく同じ名前の男女です。

果たしてたまたま名前が一致していただけなのかどうなのか気になるので確認してきました。

結論を言ってしまうと偶然ではありません。

リップルが死にました。

これだけではさすがに雑すぎるのでもう少し丁寧に書いておきますね。

全体的に仮想通貨と物語の設定がほとんど同じです。

先に補足しておくとルーメンとリップルという名前はそれぞれの苗字なので作中ではほとんど出てきません。

基本的にそれぞれの名前であるエンバーとウェイドが使われます。

そのため仮想通貨に興味のない人からしたらこの作品を見たところで特に何も思わないでしょう。

まず主人公がエンバー・ルーメンという女性で、恋人の男性役としてウェイド・リップルが現れます。

この記事ではわかりやすく主人公の女性をルーメン、恋人の男性をリップルとして扱いますね。

ご存じのように仮想通貨のリップルとステラルーメンはどちらも送金・決済に重点の置かれた通貨です。

一般的にリップルは銀行向け、ステラルーメンは個人向けと言われており、最初にリップルが誕生しその後にステラルーメンが生まれたのでこの2つは兄弟のような関係にあります。

細かいところは省きますが物語の序盤で目立つところはルーメンがリップルを追いかけるシーンです。

とにかく追いかけます。

必死に追いかけて、追いかけて、追いかけまくります。

もうこの時点で仮想通貨ユーザーなら嫌でも目につきますよね。

こんなに時間を割くほどこのシーンいるか?と誰もが感じるレベルです。

主人公のルーメン家は貧しく、故郷を離れ都市で小売店を始めました。

この都市が物語の舞台であらゆるエレメント、火・水・土・風が共存するところになります。

ここでも小売店と言えば、まさに仮想通貨ステラルーメンですよね。

個人間取引に重点を置くステラルーメンが変革をもたらすのは小売の領域です。

ルーメン家が小売店を経営しているのは偶然なのでしょうか?

都市はエレメントごとに区が分かれており、火の街ファイアタウンで人々のハブとなっているのがルーメン家の経営するお店です。

ステラルーメンは通貨と通貨の橋渡しをおこなうブリッジ通貨ですからこの点も共通しています。

ざっくりレビューなので細かいところを省いて冒頭の結論にいきますが、優男リップルは愛しのルーメンを守って蒸発しました。

設定としてルーメン(火)はリップル(水)を蒸発させることができ、リップル(水)もまたルーメン(火)の灯火を消すことができます。

作品のフレーズにある、互いに交わることのできない二人というのはこの設定のことです。

この設定によってリップルはルーメンの炎に耐えきれず殺された形となります。

ここで終われば話はシンプルなのですが…

実は終わりません。

なんと、死んだはずのリップルが生き返るのです。

完全に蒸発して亡くなったと思われたのですが、1滴1滴が集まりなんと生き返ってしまいました。

まさにフェニックス!

これぞフェニックス通貨じゃないか!!とリップルを保有されているみなさんが歓喜するシーンになっています。

ちなみにフェニックス通貨というのは1984年にロスチャイルド家が所有する雑誌The Economistで取り上げられたもので将来は世界中すべての国が同じ通貨を使うことになると記載されました。

表紙は法定通貨の紙幣が全て燃えてそこに立つ不死鳥が一つのコインを持っているものです。

この世界統一通貨を探すためにグレートリセットに気づいた人々の一部では仮想通貨の銘柄探しが始まっており、リップル(XRP)、ステラルーメン(XLM)、ジンフィン(XDC)、ビットコイン(笑)、色んな推測がされています。

先ほどのラストシーンではリップルが見事に蘇りましたが、作中ではルーメンもまた蘇るようなシーンがありました。

まずルーメンは火なので何度も水に濡れては火が小さくなり消えかけます。

そして他にも灰から立ち上がると思わせるような描写もあるためこちらも暗喩でフェニックスと取れるでしょう。

ラストシーンの描写をそのまま読み取るのであればまさにリップルがフェニックス通貨ということになりますが、そもそもリップル=XRPではありません。

そのためリップルが死んだように思われる(XRPの終了)、しかしRipple社は生き残った。

このように捉えるのが妥当なところではないでしょうか。

他にもエンバー・ルーメン(主人公)は苦労したバーニー・ルーメン(父親)を楽に引退させてあげようとしていました。

そして物語の最後ではバラバラだった各エレメント、火・水・風・土が調和します。

それまでは火だけのハブとして機能していたルーメン家の小売店が全てのハブとなった(繁栄した)のです。

おそらくこの火以外の各エレメントは他のX通貨でXLMと共存することを表していたのではないでしょうか。

ルーメン(XLM)が中心にいて他のX通貨が繋がる。

エレメントについては、やはりフェニックスの象徴として火の役をルーメンに当てたのかもしれませんね。

世界統一通貨が誕生するかどうかは別としてステラルーメン(XLM)が近い未来に通貨として使われるのは間違いないと思います。

もし本当にフェニックスを表現するなら一度死にかける(大暴落する)かもしれませんが動じないでください。

医療面でコロナパンデミックは事前に開催されたEvent 201のパンデミックシナリオに沿って偶然?起きました。

果たして金融面はどうなるでしょうか。

1回しか視聴していないこと、視聴から少し時間が空いたことで色々と抜けている可能性もあります。

とりあえずざっくりレビューとして参考程度にしてもらえれば幸いです。

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