今回は「第6章:世界の現状」の続きです。
第6章を読んでいない方は理解が難しいと思うので先に第6章をお読みください。
前章では少し枠を広げて世界の現状をお伝えしました。
そろそろ全体像がクリアになってきた方も多いのではないでしょうか?
今回はこれから社会がどのように変化していくのかについて説明していきます。
第7章:新しい社会
18世紀ドイツに金庫業を営む一人の男性がいました。
この男性のお仕事は金を預かる代わりにその分の紙幣を渡すことです。
そしてある日この男性は倉庫に眠っている金を見て思いつきます。
「利子をつけて貸し出せるじゃないか」
これが実質的な銀行業の始まりです。
みんなが一気に金を引き出さない限り在庫がなくなることはありません。
しかしまだ社会があまり整っていない時代ですから取りっぱぐれもありました。
貸したところで帰ってこなければ商売になりません。
個人事業主に貸しても返ってこない時があるので困っていたのです。
彼は絶対に取りっぱぐれない貸出先はないものかと考え始めました。
そしてついにその答えが見つかります。
政府です。
なんと彼は国にお金を貸し始めたのです。
当時の政府は戦争による慢性的な資金不足に悩まされていました。
お互いに都合のいい関係だったんですね。
こうして彼は貴族たちと血縁関係を結ぶことにも成功します。
金の在庫が無くならなければ紙幣は刷り放題です。
ここで彼は紙幣を刷りまくって土地や物などを買い占めていきました。
突然お金の供給量が増えるわけですから激しいインフレが起こります。
経済はめちゃくちゃになり一般市民は食べ物を手に入れることすらできなくなりました。
こうした流れで起こったのがフランス革命です。
「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない」
このような発言で有名なマリー・アントワネットはギロリン処刑されてしまいました。
歴史の教科書の中でもショッキングなところだと思います。
しかし「彼」の名前が歴史の教科書に出てくることはありません。
「彼」とは一体誰なのでしょうか?
この金庫業を営んでいた彼こそがマイアー・アムシェル・ロートシルト(ロスチャイルド)なんですね。
歴史の教科書にロスチャイルドなんて名前は一切出てきません。
あなたが学校で習ったフランス革命もこれとはまったく別のお話だと思います。
しかしこれがフランス革命の真相です。
このときロスチャイルドは銀行、つまり通貨の発行権を握れば国さえも管理できることを理解します。
彼には5人の子供がいたのですが、
- 長男(ドイツ)
- 次男(オーストリア)
- 三男(イギリス)
- 四男(イタリア)
- 五男(フランス)
それぞれをヨーロッパ各国に送りそこで中央銀行を設立させました。
こうしてヨーロッパの国々を銀行という仕組みで管理することに成功したのです。
ご存知のようにこの後アメリカ合衆国という大国が誕生します。
どんな国であろうと中央銀行さえ作ってしまえばその国を管理できることに変わりはありません。
この流れが前章のアメリカ大統領暗殺の話へとつながっていきます。
当時のアメリカ大統領や大富豪などは中央銀行の仕組みを理解していますから必死に阻止しようとしました。
しかし反対する人は全員暗殺されてしまったのです。
「イマジン~オ-ルザピィポゥ~」と歌で訴えかけるジョン・レノンにも容赦はしません。
どんな形であれ通貨の発行権に触れることは許されないのです。
こうして現在のアメリカ中央銀行であるFRBが誕生しました。
そしてそのFRBが世界基軸通貨であるドルを刷っています。
ちなみに日本銀行はロスチャイルドが松方正義に命令して設立させた中央銀行です。
2024年から新一万円札の肖像となる渋沢栄一もロスチャイルドに金融を教え込まれ第一国立銀行(現みずほ銀行)を設立しました。
これまでのシステムはこんな感じです。
ここ数百年間はこのシステムに従って先進国の人々は動かされてきたのです。
シンプルに考えてください。
人生ゲームをする時は開発会社が作ったおもちゃのお金を使いますよね。
それとまったく同じなんですよ。
先進国で生活する時はロスチャイルドが作ったおもちゃのお金を使います。
つまり銀行というのはロスチャイルド家の会社です。
そして日本を含めた先進国ではこの銀行が発行するお金を使って人生ゲームをしています。
- イングランド銀行(株式会社銀行 – イギリス支社)
- 連邦準備制度(株式会社銀行 – アメリカ支社)
- 日本銀行(株式会社銀行 – 日本支社)
こうして見るとわかりやすいのではないでしょうか?
本当に人生ゲームと仕組みは変わりません。
こういう事実を知るとロスチャイルドに対して怒り出す人がたくさんいます。
しかし見方を変えれば歴代アメリカ大統領の行為もなかなかひどい話ですからね。
各国の銀行はそれこそロスチャイルド家が数百年、何世代にも渡って築き上げてきた会社です。
それを突然「不平等だから私たちに渡しなさい」と言われたらどう思うでしょうか?
あなたがロスチャイルドになったと仮定して考えてみてください。
…
「ぶち○すぞ」
ってなりますよね。
これは起業家マインドを持って考えれば当たり前のことです。
それに前章でお伝えしましたがロスチャイルドが世界を支配しているわけではありません。
ロスチャイルド家はあくまで中間管理職のような立場です。
18世紀までに国を統治してきた人は当然いるわけでその方々にお仕えしているのがロスチャイルド家ということになります。
だから誰かを批判したり萎えたりしても意味がありません。
一番大切なのはこれらを理解した上で流れに乗ることです。
あらゆる国を一部の家系が管理するというのは理不尽に感じるでしょう。
もし何も知らなければ食と医療によって死ぬまで身体はボロボロにされ続けます。
しかも都合よく作られた世界を見ながら政府の言う通りに何も知らないまま一生を過ごすことになるのでそれを自分の人生と呼べるかすらも怪しいです。
でも逆に考えてみてください。
これらの仕組みを理解していることで受けられる恩恵の大きさも計り知れません。
本来なら手探りでやらなきゃいけない事業や投資もあらかじめ答えが決まっているわけですからね。
ここまでの話を理解してやっと第1章〜第3章が腑に落ちると思います。
グレートリセットというのはこのシステムをリニューアルすることです。
これまで発行してきた紙幣をすべて紙くずにしてまた新しいお金でやり直しますよということですね。
先進国はもう紙幣による中央銀行という仕組みが出来上がりました。
しかしまだその仕組みが出来上がっていないところがあるのをご存知でしょうか?
アフリカや東南アジアなどいわゆる後進国と呼ばれる国々です。
現在の世界人口は80億人を突破しました。
その中で銀行口座を持っていない人は20億人とされています。
つまり紙幣による銀行システムで生きている人なんて世界人口の3/4に過ぎないんですよ。
中央銀行がある国でも信用のないところでは紙幣による銀行システムがまともに機能していません。
では残りの20億人もこの銀行システムで管理するためにはどうしたらいいでしょうか?
この答えがデジタル通貨になります。
先進国では紙幣による銀行システムが完成しました。
現在は後進国でデジタル通貨による銀行システムを作り上げています。
そしてこのデジタル通貨による銀行システムに先進国を繋げるのがこれから起こる金融リセットなのです。
後進国に合わせるため必然的に先進国はリセットになるというだけの話ですね。
こうして世界中で平等に0スタートが始まります。
「格差社会をなくす」という言葉をわかりやすくすると、
- 先進国の裕福度10
- 後進国の裕福度1
このような状態から
- 先進国の裕福度1
- 後進国の裕福度1
このようにするイメージですね。
みんなが平等に貧しくなります。
これこそが第1章からお伝えしている金融リセットの本質です。
ロスチャイルド家が数百年に渡って築きあげてきた銀行システムの総仕上げと言えばわかりやすいでしょうか。
ここからは社会がどのように変わるのかも見ていきましょう。
紙幣が無限に発行されるこれまでの社会というのはお金を稼ぎやすい社会です。
これは言い換えれば逆転可能な社会ということになります。
キャバクラやホストクラブを見てわかるように流れるところにはお金がたくさん流れていますよね。
たとえ生まれが貧しくても起業して成り上がることができます。
ジリ貧生活と呼ばれるような人たちでも貧困とまではいきません。
それは世の中にお金が溢れているからです。
想像してみてください。
もしデジタル通貨になったらこの社会はどうなると思いますか?
国民が一気に貧しくなりますよ。
世の中に溢れていたはずのお金が突然すべて消えるわけですからね。
たとえ10億円持っていようがそれは何の価値もないただの紙切れにすぎません。
デジタル法定通貨や仮想通貨の発行量は決まっています。
つまり切り替えが起こると一気にお金の入手難易度が上がるのです。
新しいお金を得るためには相当な価値を求められることになるでしょう。
上限量が決まっているお金を入手するのは簡単ではありません。
それはビットコインが暴落期の現在でも1コイン300万円することを見れば明白です。
言ってしまえば新しいお金を入手できない国民で溢れかえります。
では新しいお金を入手できない人々の生活は一体どうなってしまうのでしょうか?
ここでマイナンバーカードの出番です。
金融リセットが起きたときに人々は政府の指示に従ってお金を支給してもらうようになります。
この政府が国民にお金を支給する仕組みはベーシックインカムという制度です。
昔からずっと日本でも導入しようと騒いでいますよね。
おそらく金融リセットのタイミングに合わせて導入すると思いますよ。
海外ではベーシックインカムのプログラムも始まっています。
若者に毎月約14万円を支給するベーシックインカム制度 米LAで開始
この流れこそまさにWEF(世界経済フォーラム)が進めているグレートリセットなのです。
第1章では岸田総理のスピーチ動画も貼り付けました。
もしかすると、
「政府からお金が支給されるなんて夢のような世界だ」
このように思った方もいるのではないでしょうか?
しかし残念ながらそんなに都合のいい話は存在しません。
新しいお金の支給を受けるためには「支給要件」を満たす必要があります。
これには果たしてどんな「支給要件」が設定されると思いますか?
現時点で考えられるのは、
- 特定の労働行為
- 定期的なワクチン接種
- 新しい食生活
このあたりでしょうか。
ひとつずつわかりやすく説明していきますね。
まずは特定の労働行為です。
すべての人が労働をしなくなったら社会は回らないので労働行為は必ず含まれるでしょう。
これは今と変わらず8時間労働くらいだと思います。
つまり会社員であればたいして変わりません。
政府からお金が支給されるとはいえ支給要件に労働が加わるので実態はあまり変わらないのです。
雇用契約が企業から政府へ切り替わるというイメージを持つとわかりやすいですね。
ただ支給金が減って生活は苦しくなると思いますよ。
次に定期的なワクチン接種です。
モデルナは政府との10年契約を前提に日本工場の設置を進めています。
さらにCMまで流していたことを最近になって知りました。
これもさすがに国民に打たせないとどうにもならないので支給要件の一つとして確定だと思います。
接種間隔は政府が推奨している3ヶ月おきになるでしょう。
当たり前のものとして受け入れさせるために今のうちからCMで身近な存在とさせているのではないでしょうか。
最後に新しい食生活です。
いま世界中で昆虫食が押し進められていることをご存知ですか?
肉の生産は環境に悪いということでタンパク源を昆虫に変えていこうとする動きがあります。
ちなみに最近では牛乳も身体に悪いと言われ始めました。
その代替として用意されたのがゴキブリミルクです。
人類を救う「ゴキブリのミルク」…栄養は牛乳の3倍、スーパーフード
ここまでくるとさすがにどこから突っ込めばいいのかわかりません。
イギリスでは食糧危機の対策としてスーパーにミミズとコオロギが準備されるそうです。
日本も食糧危機の段階で昆虫が配給される可能性がありますよ。
Major UK Supermarket Chain Planning To Sell Bugs As Food To Help Poor People Through Winter
オランダの学校ではミミズが給食に出されるようになりました。
Let Them Eat Worms!” Schools in The Netherlands Offer Children Worms as Food
そしてついに日本の学校給食でも昆虫食の導入が始まります。
このように昆虫食に関してもデジタル通貨と同じく世界中で着々と準備が進んでいるのです。
もしかすると少し気分を悪くさせてしまったかもしれません。
おそらくゴキブリミルクとか二度と聞きたくないパワーワードではないでしょうか。
しかし残念ながら数年後にはこんなのも当たり前になっていると思いますよ。
これからメディアで昆虫食を猛プッシュしていきますからね。
そして日本人の反応はなんとなく想像がついてしまいます。
「新しい時代のたんぱく質だって!」
「キモカワイイ」
こんな感じではないでしょうか。
インスタ映えなどインフルエンサーから広がっていく気がします。
海外ではハリウッド女優を起用してPRされているので日本まで浸透するのは時間の問題でしょう。
デジタル通貨と同じように食生活が変わっていくのも紛れもない事実なのです。
もちろん昆虫のキチン質が人間の身体では消化できず病気の原因となることや寄生虫の問題については誰も教えてくれません。
2022年は鳥インフルエンザが史上最悪の流行と言われ過去最高数の鶏が処分されました。
ただでさえ食糧危機が迫っているのにも関わらずです。
Avian flu outbreak wipes out record 50.54 million U.S. birds
日本でも食糧がなくなることの言い訳をするかのようにニュースが流されています。
本当にここまで何もかも偶然タイミングが重なって起きると思いますか?
無知な大衆に昆虫食の習慣をつけさせるためにやっているんですよ。
支給要件をまとめると、
- 特定の労働行為
- 定期的なワクチン接種
- 新しい食生活
これらは確定に近いと思います。
想像してみてください。
こうなった時にマイナンバーで個人情報すべてを管理されていたらどうなりますか?
もし特定の労働行為をしなければデジタル通貨の支給は止まります。
ワクチンの接種履歴がなくてもデジタル通貨の支給は止まります。
昆虫の購入履歴がなくてもデジタル通貨の支給は止まります。
つまりデジタル通貨の支給を止められたら生きていけないので政府の指示にはすべて従わなければいけません。
それがたとえどんなに理不尽な命令であったとしてもです。
デジタル通貨は履歴がすべて残るので小さな嘘でもすぐにバレます。
残念ながら金融リセットに気がつけなかった人はこのような生活を余儀なくされるんですよ。
このような仕組みから逃れられるのはあらかじめ新しいお金を入手しておいた人たちだけです。
そろそろあらゆる出来事が繋がってきたのではないでしょうか?
何も知らない人はあと4~8年もすればこんな感じになると思いますよ。
4~8年というと余裕があるように感じるかもしれませんが国際通貨となる仮想通貨が値上がりした時点でほとんどの人は手が出せなくなるのでもし途中で気がついたとしても手遅れです。
もしかすると現時点ではSF小説のように聞こえているかもしれません。
実際にこれは誰でも理解できるような簡単な話ではないですからね。
金融、仮想通貨、歴史、医療、あらゆる分野が繋がらないと理解するのが難しい話です。
本当にシンプルにまとめてみます。
現在の金融システムでお金を得るためには基本的に会社で働きますよね?
これは言い換えれば会社の言うことを聞いてお金をもらっている状態です。
- 朝9時に出勤する
- アポを10件取る
- 会議に出席する
人によって業務は違いますが根本はみんな同じです。
これが新しい金融システムだと会社ではなく政府の言うことを聞いてお金をもらうようになります。
- 特定の労働行為をする
- 定期的にワクチンを接種する
- 新しい食生活をする
- etc…
こんな感じです。
今よりも制限が増えると言えばわかりやすいでしょうか。
昆虫食はお肉の削減が大義名分となっているのでお肉は週1までになるかもしれません。
週5は昆虫食が義務づけられる可能性も高いです。
なんだかんだ現在の金融システムでは生きていくためにそれなりの自由があります。
もし会社でパワハラセクハラワクチン強要されても最悪会社を変えればいいだけです。
しかし新しい金融システムだとそうはいきません。
生きるために政府の指示は絶対です。
どんなことでも受け入れないといけないんですよ。
これは会社員に限った話ではありません。
個人事業主や経営者も金融リセットの時点で共倒れします。
購買力あっての経済ですからね。
もしかすると、
「そんなこと言ったら企業が全部無くなるじゃん」
このように思われたかもしれません。
もちろん個人事業主や中小企業はバタバタと倒れていきます。
しかし大企業は残りますよ。
雇用については第9章で詳しく説明するのでここでは省略しますね。
金融システムは現代人の「あたりまえ」を構成するすべての土台です。
仕事、遊び、食事、睡眠、何から何まで金融システムの上に成り立っています。
その金融システムが変われば「あたりまえ」もすべて変わるんですよ。
「新しい生活様式」
「ニューノーマル」
最近このような言葉をよく見かけませんか?
これはパンデミックが起きた時から政府が国民にやたらと刷り込んでいる言葉です。
「新しいあたりまえ」を身につけるようにと言っているんですね。
残念ながらほとんどの人はこれからコロナ前の世界に戻っていくと思っています。
しかし実際のところこれからは目まぐるしいほど緊急事態の連続です。
毎年のように新しい生活様式を求められて人々はどんどん疲弊していくでしょう。
今よりも思考停止する人がどんどん増えていくのは間違いありません。
そして「新しいあたりまえ」について考えるのも嫌になりただひたすら政府の指示に従うようになります。
こうして何も考えない人々は先ほどお伝えした金融リセット後の社会を迎えるのです。
何から何まで制限される人生を送りたくない方は考えることをやめないでくださいね。
以上、「第7章:新しい社会」でした。
次章では真実を知る人と知らない人について説明していきます。
いま世の中で起きている分断がよく理解できると思うのでぜひ続きもお読みください。
「第8章:嘘と真実」へと続きます。